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  • 執筆者の写真ockmayflower

【活動紹介】FC Nonoのキッズコーチング・プロジェクトをご紹介!

サッカーを通じてインド・ビハール州の貧困など恵まれない環境の現地の子ども達のサポートを行っているサッカーチーム、FC Nonoのホームページにご訪問くださりありがとうございます!


本日は、FC Nonoが取り組んでいる「キッズコーチング・プロジェクト」の活動概要や目的、子供達の学びや習得するスキル、実際の活動の様子についてご紹介します!



活動内容の概要


FC Nonoのキッズコーチング・プロジェクトは、団体発足以来2年間サッカーの練習に励んできた児童たちが、活動地であるビハール州ブッダガヤ市郊外の、より僻地にある貧困地域に出向き、コーチ役として、その地域の子ども達にサッカーを指導するというプロジェクトです。


以前、note記事(第13回【活動レポート②】初期から参加している子がコーチ活動に挑戦できるように|FCNono⚽🇮🇳 (note.com))の中で簡単にご紹介しましたが、今年5月に実施した当チーム初めての州外遠征(https://www.fcnono.com/post/20230630_jp)をきっかけに本格化しました。


活動の位置づけ


私達FC Nonoが目指す「努力が報われる社会の実現」そして「子ども達の夢の実現」をサポ-トするためには、子ども達自身の成長・自立を様々な形でサポートしていく必要があります。


特に、インド地方部のビハール州で生活するFC Nonoの子ども達がそれぞれの夢や目標を実現するためには、性差別・カースト差別・児童婚・教育機会の欠如をはじめとする多くの「逆境」に立ち向かう力を身に着けていく必要があります。


その力を身に着けるためにも、このようなキッズコーチング・プロジェクトは大きな意味を持ち、FC Nonoの主要な活動の一つとして位置付けています。



子ども達が学ぶこと(活動目的)


FC Nonoのキッズコーチング・プロジェクトを通じて、「キッズコーチ」と「指導をうける村の子ども達」は、それぞれ以下の学びやスキルを習得しています。


<キッズコーチの学び・習得スキル>


-リーダーシップ

練習を率先するためには強いリーダーシップが求められます。


-時間管理(タイムマネジメント)

練習時間「1時間半」という限られた時間の中で、自分達で決めた練習メニューを時間内に終えるためには、時間の管理が求められます。

また、僻地の村に赴くために、リキシャ(インドで大衆が使用する三輪車タクシー)での移動が必要なため、キッズコーチ達は指定された時間通りに集合する必要があります。


-道具の管理

練習で使用する道具(ボール・ビブス・マーカーなど)を数える→練習を実施する村へ運ぶ→練習後に再度数を数える→道具の保管場所まで持ち帰る、といった備品の管理を子ども達自身で実施することを指導しています。


-積極性の向上

出前練習を行う地域の子ども達は、サッカーや運動をするのが初めての子ども達が沢山います。その子ども達にサッカーの楽しさを伝えるためには、キッズコーチ達自身が楽しみながら、大きな声で明るい練習環境作りを行う必要があります。積極性はキッズコーチに欠かすことが出来ません!


-観察・察知・認知力の向上

毎回複数人のキッズコーチが練習に参加するため、それぞれの役割を担いながら、自分がその瞬間に何を行うべきかを察知し、行動に移す必要があります。周囲の状況を観察しながら円滑な練習を運営するために、コーチ自身の観察力や察知力を向上するためのサポ―トを実施しています。


-自身の練習の振り返り

対象者である村の子ども達に指導する練習は、コーチ役の子ども達が(団体設立以来)過去2年間に実施した練習メニューを基に作成されるため、コーチ自身も自分達の練習メニューの重要なポイントを復習する機会となっています。自分自身が習得・理解していないことは他者に指導することができません!


-権利(特に女子児童)の再認識

ここインド・ビハール州で、活動に参加する子ども達の成長を阻害する一番の「逆境」は、性差別にあります。古い文化習慣が残る地方部においては「スポーツは男子が行うものである」という認識があります。

女子キッズコーチ達が「自分達でも思い切り体を動かしてスポーツをすることができるんだ」という権利の認識を、他地域の女子児童にも伝えることで、キッズコーチ自身が「女子であるということの逆境」に果敢に立ち向かっていることを再認識することに繋がります。




<指導を受ける村の子ども達の学び・習得スキル>


-サッカー・運動の楽しさを知る

初めて触れるサッカーを通じて、思い切り体を動かす爽快感や楽しみに触れる機会を創出しています!


-居場所づくり

普段は家の中での生活が大半であるため、サッカーを通じて外に出る事で、自分達が安らぐためのもう一つの居場所を作ることに繋がります。


-積極性の向上

キッズコーチの積極性を身近に見ることで、大きな声を上げたり、自分の意見を主張をすること、積極性を学びます!


-権利(特に女子児童)の再認識

自身と同様のカーストに属し、似たような逆境に立ち向かう子ども達(キッズコーチ)が指導を行う姿を見ることで、活動に参加する女子児童が自分達の権利について学んでいます!


-コミュニティ外のネットワーク(友達)を作る

サッカーの練習を通じて自分の属する地域以外の子ども達との繋がりができる点も、子ども達にとっては喜びの一つであります。



活動の様子


それでは、実際の活動の様子や流れを、写真と共にご紹介します!


練習前に、練習で使用する備品(ボール・ビブス・マーカーなど)の個数を数えます!


集合時間は午後4:30。簡単なエネルギー補給をしてリキシャで出発です!


練習を行う村に到着!活動に参加する児童の家庭を訪れ、優しい言葉がけで練習参加を促すところからスタートです!女子児童がスポーツをすることが当たり前ではないこの地域では、こうした呼びかけが非常に重要です。


大半の女子児童は家事に追われています。キッズコーチ達も一緒に薪割りを手伝い、皆がスムーズに練習参加できるようにサポートします!


ようやくウォームアップ開始です!全体に声が通るように大きな声で指示を出します。


初めて参加する子ども達が、とにかく運動を楽しむ事ができるように、ゲーム感覚で楽しむ事ができる練習メニューを考え、指導します!


ボールを使用した練習はハードルが高いのでコーチがサポートします。


一つ一つ丁寧な指導を心がけています。


キッズコーチでは上手く伝える事が出来ない部分や、大勢の参加者をマネジメント出来ない場合には、大人のコーチが補助指導・サポートを行います!


参加人数に応じた備品の管理・対応力が求められます!


スポーツにはアクシデントがつきものです。その際には状況に応じて対応します!


時々お母さん達が練習の様子を覗きに来ます!


練習後に一枚!パシャリ!



御覧いただきありがとうございました!


今回の活動紹介は如何でしたでしょうか?

私達FC Nonoが行うキッズコーチング・プロジェクトの様子が少しでも皆様に伝われば幸いです!!


2023年9月現在は、毎週火曜日の夕方に一つの村を対象にキッズコーチング・プロジェクトを実施していますが、2024年10月までの今後1年間で、活動対象地域を6村に拡大し、一人でも多くの子どもがサッカーと指導の機会に触れ、学びと成長、そして夢の実現を達成できるように活動していきたいと考えています!


現在指導を行うキッズコーチ達!



Syncableのアカウント開設のご案内とご寄付のお願い


FC Nonoは、このたび、株式会社STYZ様が運営しているNPO・NGO等の非営利団体を対象にしたファンドレイジングプラットフォームのSyncable(シンカブル)にてアカウントを開設しました。


以前にも「直接寄付を振込する方法はありませんか」という嬉しいお問合せを頂いておりましたので、ようやくお振込頂けるプラットフォームを築くことができ、こうしてお知らせできるまでに至り、スタッフ一同で喜んでおります。


詳細は以下をご覧ください!



引き続き、FC Nonoへのご支援を何卒よろしくお願いいたします!


 

FC Nonoについて


一般社団法人FC Nonoは、インド・ビハール州ブッダガヤで活動する子どもたちのサッカーチームです。サッカーを通じインドの社会問題解決に取り組んでいます。最貧困家庭の子どもたち、刑務所の青年囚人、孤児たち、障害者の子どもたちにサッカー指導をしています。サッカー活動をフックとした健康管理、栄養改善、教育、人材育成、環境・衛生・保健・栄養教育などを通じ社会変革を目指して活動しています。


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