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  • 執筆者の写真ockmayflower

【活動報告】プロサッカーコーチ遊佐克美氏がFC Nono活動地を訪問!



こんにちは!サッカーを通じてインド・ビハール州の貧困など恵まれない環境の現地の子ども達のサポートを行っているサッカーチーム『FC Nono』です!


2023年8月15日から8月17日までの3日間、プロサッカーコーチであり、FCNonoのアンバサダーでもある遊佐克美氏(以下:遊佐コーチ)がFC Nono活動地を訪れ、FCNonoの活動に参加する子ども達にサッカーの指導を行ってくださいましたので、その様子をご報告します!



FC Nonoアンバサダー 遊佐克美氏のプロフィール


遊佐コーチは、2007年よりサンフレッチェ広島をはじめとする日本の複数のプロサッカークラブでキャリアを積んだ後、2011年から2020年までの9年間、インドでもプロサッカー選手としてプレー。その後日本のクラブに戻り、2022年に現役を引退。現在は日本のJ3チーム、福島ユナイテッドでプロコーチとして指導を行っています。


日本国籍の選手としては、初めてインドスーパーリーグでプレーした選手でもあります!

プロ選手としてのインド滞在期間は、モフン・バガンと呼ばれるインドの名門クラブで活躍し、現在もファンの中で語り継がれる、レジェンド的な存在です。「インド×サッカー」という共通の繋がりがあり、FCNonoのサポートを行ってくださっています。


前列右から3番目が遊佐コーチ(遊佐コーチのインスタグラムより



今回の遊佐コーチ訪問の目的


今回の遊佐コーチの渡航目的は、主に以下の2点です。


①子ども達にサッカーの楽しさとサッカーを継続する事のモチベーションを伝える事

インドでの9年間のプロサッカー選手キャリアを持つ遊佐コーチからのアドバイスや指導が、活動に参加する子どものモチベーションを更に加速させる事ができると考えました。


②FCNonoの練習メニューやプログラム設計に関してフィードバックをもらう事

活動を通じて子ども達の成長を図る際、年齢やジェンダー・技術に応じて適切な練習メニューを構築する事が非常に重要です。普段は代表・萩原を中心に独自の練習メニューを展開していますが、経験かつライセンスを有する第三者の視点によって評価を行い、練習やプログラムの改善・向上を図りました。



遊佐コーチ訪問中の活動内容


2023年8月の3日間、しっかりFC Nonoの子供達へ指導・交流していただきましたので、是非写真とともにその様子をご覧ください!


1日目(8月15日)


遊佐コーチがインドの首都デリーからFC Nonoの活動地に飛行機で到着するので、子ども達と共にガヤ空港に迎えに行きました。多くの子ども達は空港に行くことも初めてです。


空港前でパシャリ!


前日に日本からインド入りした遊佐コーチですが、休憩も束の間、すぐに活動を開始しました。


この日は火曜日のため、週に一回実施しているキッズコーチング・プロジェクトの日です。

その足で遠隔地域の村へ移動し、私達が実施している上記プロジェクトのモニタリングをメインに、指導も行っていただきました。


早速、現地の子ども達の輪に混ざり、一緒にウォームアップを行います。

コミュニケーション力は流石のものです!

練習後に子ども達とパシャリ!


2日目(8月16日)


2日目は継続的に練習に参加する地域の子ども達向けに、早朝と夕方の2部練習を実施しました。こちらに参加している子ども達は(FC Nono設立以来)2年近く練習に励んでいる子ども達であるため、よりサッカーの技術向上に重きをおいて練習を実施しました。


早朝の練習の様子。経験豊富な遊佐コーチの指導を真剣に仰ぐ子ども達です!

こちらは2日目の夕方の練習の様子です

遊佐コーチは情熱的なコーチで、一つ一つの練習に気持ちを込めて、全力投球で指導を実施する様子が印象的です。

遊佐コーチの熱気に子ども達も巻き込まれ、終始明るい雰囲気で練習が進みます!


3日目(8月17日)


3日目も2日目と同様の対象者に向けて練習を実施する予定でしたが、生憎の豪雨のため、当初予定していた技術向上指導を中心とした練習を実施する事ができませんでした。


しかし、サッカーは豪雨の中でもプレーすることが求められます※。

そこで、ミニゲーム形式での練習を行いました!

豪雨の影響でグラウンドのコンディションが悪く、ボールは上手く進みませんが、その中でも誰よりも楽しむ遊佐コーチに影響され、子ども達も思い切り走り回りました。


※サッカーは雨でも雪でも行うスポーツなので、それらを理由に競技を中止することはありません。チームでは、雷雲を認識次第、安全確保のため競技を中断もしくは中止する判断を行っています。



遊佐コーチからの学び


細かな技術指導やコミュニケーションなど、子ども達はもちろんコーチ陣も、遊佐コーチから多くの事を学びました。

学びの一つ一つを挙げるとキリがありませんが、私達がチームとして学んだ一番のことは、


「Always Give your Best!」「いかなる時も自分の全力を出し切る!」


というメッセージです。


初日から最終日まで、一貫して遊佐コーチはこの言葉を叫び続けていました。

サッカーをすること、勉強に励むこと、何をするにも「上手い下手は関係ない、自分が出来る事を最大限にやってみる」ということを伝え続け、子ども達の中にも大きなメッセージとして残ったようでした。


FC Nonoの子ども達は、多くの逆境がある中で日々の生活やサッカーの練習に励んでいますが、そんな中でも自分が今できることを全力でやり続けることで、道が開ける、夢の実現に近づくことができる。そしてベストを尽くしている子ども達に対して周囲の人間ができる事・サポートできる事がある、という事をチームとして学ばせて頂きました。


全力でやりきる子ども × 彼女達/彼達を支えるサポーター


これらの存在が重なる事で、私達が目指す「努力が報われる社会の実現」というチームのビジョンの実現に近づくのではないでしょうか!


最後の練習後の一枚!



御覧いただきありがとうございました!


今回の活動報告は如何でしたでしょうか?

私達FC Nonoは普段より多くの方々に多方面で支えられながら、子ども達の成長の支援を行っています。

今回は日本より遠路遥々、遊佐コーチがFC Nonoの活動地に足を運んでくださり、現場で直接の指導を実施してくださりました。その様子が少しでも皆さんに伝われば幸いです!


また、今回の遊佐コーチの渡航には、株式会社カルテットコミュニケーションズの代表取締役・堤大輔 様も同行してくださり、私達の活動見学と、子ども達との交流を実施してくださりました!遊佐コーチ、堤CEO、本当にありがとうございました!


活動地のアイコニック・世界遺産のマハボディ寺院のゲート前でパシャリ!

(写真左が遊佐コーチ、右が堤CEO)



【FC Nonoへのご支援方法】Syncableでは振込寄付を、モノドネでは物品寄付を承っています!


私達FC Nonoをご支援いただく方法は、2つございます。


①「Syncable」でご希望額を直接振込んでいただく方法

一つは、株式会社STYZ様が運営しているNPO・NGO等の非営利団体を対象にしたファンドレイジングプラットフォーム「Syncable(シンカブル)」で直接寄付を振り込んでいただく方法。単発でのご支援も、マンスリーサポートで一緒に伴走頂けるサポーターの皆様も、メンバー一同、心よりお待ち申し上げております!


詳細はこちらをご覧ください:https://www.fcnono.com/post/20230912_jp

②「モノドネ」で寄付する物品の査定額を寄付していただく方法

もう一つは、買取王国様が運営する「モノドネ 」で寄付したい物品の査定額をFC Nonoへの寄付金へと代えていただく方法です。

詳細はこちらをご覧ください:https://www.fcnono.com/post/20230926_jp

引き続き、FC Nonoへのご支援を何卒よろしくお願いいたします!


 

FC Nonoについて 一般社団法人FC Nonoは、インド・ビハール州ブッダガヤで活動する子どもたちのサッカーチームです。サッカーを通じインドの社会問題解決に取り組んでいます。最貧困家庭の子どもたち、刑務所の青年囚人、孤児たち、障害者の子どもたちにサッカー指導をしています。サッカー活動をフックとした健康管理、栄養改善、教育、人材育成、環境・衛生・保健・栄養教育などを通じ社会変革を目指して活動しています。



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